アラサーがアート鑑賞のために、視力矯正手術を今さら受けてきた話1
こんにちは、ゆきびっちです。皆様お久しぶりです。
ネット上では姿を消しておりましたが、リアルでは案外活発に動いていました。
それらのネタをできるだけブログにつなげていきたいと思っています。
早速ですが、今回は久しぶりの更新にも関わらず、アートの解説は致しません。
アートの解説よりも、もっと大切なことを伝えなければと思いましたので、今回と次回は別のことを取り上げたいと思います。
アート鑑賞に必要不可欠なもの。
それは「目」です。
アート作品がどのようなものであるかを認識するためには、まずは目が見えることが第一条件です。
特に私が好きな絵画作品は、触れても何が描かれているかわかりません。
当たり前だろうと思うことかもしれませんが、案外そうでもありません。
今この文章を目で追えている方は、当たり前のことが当たり前のようにできていて幸せなんだと噛みしめて頂くことができれば、ちょっぴり私も幸せになれます。
さて、何故「目」にわざわざ着目したのかといいますと、
実は私は極度に目が悪く、この前ネットで裸眼度数を確認したらびっくりするぐらい低い。
※コンタクトの方は、0.4÷(処方されているレンズの度数)で裸眼の度数を出してください。
ちなみに私は右目が-7.5、左目が-6.0(乱視あり)でしたので右目が0.053、左目が0.067でした。
目の良い方に分かりやすく説明するとキスするくらいの距離でようやく像がはっきり見えるくらいです。
見よ、このメガネの奥にできる輪郭線の高低差を。ちなみにレンズの厚さは最厚のところで7mmくらいはありました。
家族全員、視力1.5以上と目が良いのにも関わらず、私だけ目に悩まされる日々。
小学校の頃、責任を感じた母親は、超音波を当てると視力が上がるという謎の機械を買い与えてくれ、私の視力を少しでも戻そうともしました。
まぁ全然効かなかったんですがね。
まぁ昔の(20年近く前)話だし、今はそんな機械なんてもうないだろう。
と思ったらまだあったからびっくりですよね。
高いし。まじでこんなにしたの? ママンごめん。そしてディスってごめんなさい。
話を戻します。
人生の半分以上をコンタクトと一緒に過ごしてきて、たまに目がごろごろしたり、炎症起こしたりと若干の不具合はありましたが、それなりにレンズありきの生活には満足しておりました。
しかしアラサーになった今、ふと思い立って、視力矯正手術を受けることを決めたのです。
何か壮大な理由があるんだろうと思ったら大間違いです。本当になにげなーく年初に思っただけだったので、自分でさえもよくぞここまでやりきったなと思ってます、なう。
ということで人生最大のやってみました。
「アラサーがアート鑑賞のために、
視力矯正手術を今さら受けてきた」
アート鑑賞のためにというのはなんだかんだの体裁を保とうとする大人の事情による追加事項です。
一応アートブログなわけですしね・・・
さて、視力矯正手術というと、多くの人に「レーシック?」と質問されますが、私が受けたのはレンズを目の中に埋め込む手術・眼内レンズになります。
今レーシックとこの眼内レンズの二つが主流になっているようですが、 視力矯正手術をするか悩まれている方のために、私の感じたメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
<レーシックについて>
≪手術の概要≫
角膜の表面をうすーく切り取って蓋状にして、めくったところに、レーザーを当て、角膜の一部を削り取ります。
それによって、角膜の中央部が薄くなるために、角膜に入る光の曲率が下がり、近視が矯正されます。
みなとみらいクリニックHPより拝借
費用)
うわさによると両目でセブンイレブンのコーヒー3000杯分位。
手術前・後)
手術を受けた同僚の話によると、何度か検査を受けるだけでスケジュール調整がそこまでいらない様子。
手術時間も30分程で終わり、術後もすぐクリアに見ることができ、検査は少ないとのこと。(でもネットでもう一回検索してみたら結構術後検査してるなぁ)
メリット)
手軽さ、すぐに視界がクリアになること。
デメリット)
一度切ってしまった角膜は戻すことができないため、前の目の状態には戻れないこと。
また、角膜の厚さには個体差があるために、矯正できる視力には人それぞれで限度がある様子。
なので、私みたいに度が過ぎる近眼の人でも角膜が薄ければ中途半端にしか視力が戻らない可能性もあります。
※ちなみにレーシックをした目にはコンタクトを装着することはできないらしい。
今回私がレーシックを断念した理由はデメリット部分にあります。
実は私の目はもう一つ「緑内障」という時限爆弾を抱えており、今後その治療が必要となることを考えると、元の目の状態に戻すことができないというのは正直リスクが高く感じられました。
※緑内障:眼球から脳まで伸びている視神経に異常が発生してしまい、視界の一部が見えなくなってしまう病気。眼圧が高くなることが原因にあり、今の医学では現状維持の治療しかできません。私の場合遺伝によるもので、40代くらいから発症するんじゃないかと言われています。
ということで、もう一つの眼内レンズのほうを選択。
詳細はこちら。若干熱がこもります。
<眼内レンズ埋め込み手術について>
(これが正式名称かはわからない)
手術概要)
人体に近い素材でできたフェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)を角膜と水晶体の間に埋め込むことで、近視矯正をするもの。
要は外側につけるコンタクトレンズを内側に入れてしまうイメージです。
施術自体は1時間程度。
但し、私の場合緑内障の件もあり、その後5時間ほど院内に残り、検査を繰り返しました。
費用)
実際に私が支払った額は、両目でセブンイレブンのコーヒー6000杯分。
もちろん保険はききません。
少々お高いのですが、残りの人生残り50年で換算すれば、生涯かかるコンタクトレンズ代よりははるかにお得と感じました。
手術前・後)
手術前も後もやたら検査が多いのでスケジュール調整が大変です。
まぁその分お医者様のチェックが入っているので、目の健康管理ができるのと何かしら病気を調べられるという点ではいいかもしれません。
手術前、実際に手術が可能な目の状態か、またどのレンズが最適かをチェックするために検査を3-4回します。
これはちなみに手術代に含まれません。総計コーヒー100杯くらいかしら?
手術が決まったら、アフターケア等の検査費用や薬代などは全て手術代に含まれます。
術後は投薬の影響で、遠視になっていたり、白いもやが視界にかかったりと、すぐに視界がクリアになるわけではありません。
これを書いている今は、術後3日後ですが、強い光をモロにくらうと悶絶するし、PCやスマホをちょっと使用すると目が疲れて痛くなります。
あと何故か右目の切開したところが血でにじんでいます。
貞子ショット。黒目の上の赤く滲んでいるところが傷口。痛くはないのよ。
この傷口を誰かに見せたくて撮ったけど、いらないショットだったなって心から思う。
メリット)
レンズを取り外せば元の目の状態に戻ることができること。
デメリット)
費用が高い。
スケジュール調整が難しいこと。
元に戻るとはいえど、額が額なのでそんなに簡単には戻せない。
あとは、手術後の諸々のアフターケアが大変。女性だとちとしんどい。後に話します。
ちょっと不公平なぐらいに説明に差が出てしまいましたが、個人的な事情を背景にメリット・デメリットを天秤にかけ、私は眼内レンズを選びました。
とはいっても、ここまでだったら眼科のホームページなどで見られる説明なので、実際に手術の様子などがどうだったのかを次回でお伝えしたいと思います。
いつもより短いのですが、目の疲れもあるため、ここいらで一回切ります。
また明日♪