アラサーOLがアートでアレコレやってみるブログ

ブログ名変更しました(再)。アート初心者大歓迎! アートの面白さをナナメ上の視点から追求していくブログになります。

芸術に詳しくなるとお得になる5つのこと

ピカソについて語りすぎて脳味噌の髄までやられて知恵熱出して低体温症になったので今日はこんなこと書いちゃうゾ

 

芸術に詳しくなるとお得になる5つのこと

 

 

ひゅーーー

 

ちなみにブログを書き始めてから、周りの反応はマチマチ。

中には書いてるの知ってるけど、アート興味ないから読まないっていう完全に私の片思いのような人もいらしたので。

ほんなら書いたろかいなと思いました。

 

 

まず第一!!!

 

≪観光名所が数倍楽しめる≫

パリだろうと日光東照宮だろうとアンコールワットだろうと

歴史あるところ芸術/美術あり

その反対もまた然り

 

単に眠りねこかわいいねーって思っても、パンフレット見てマリーアントワネットのおっぱいの形した器とか情報をそのまま鵜呑みにしても頭に入ってこない。

入ってきたところで近くに屋台があったらそっちに五感は全て吸い取られると思います。

 

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が!

美術に対してある程度心を開いていれば、例え一体の仏像でもタイとカンボジアの顔のつくりや衣装が違うと気付けたり、そもそものお寺の建築様式や住居のトイレの穴の掘り方まで小さな発見が山積みになり、興味が広がります。

 

帰ったときのお土産話も数倍広がり、家族や友人からの羨望の眼差しはもちろんのこと、憧れのあの人から「もっと詳しく話が聞きたいからのみにいこうよ」なんて誘われちゃうかも! きゃーあなたの瞳に酔っちゃう!!

 

 

第二!!

≪一瞬で感動が得られる≫

 

小説ならば早くて6時間ぶっ通し、映画ならば最低二時間、漫画ならば30分、大好きなたまごかけごはんでも調理時間から口に運ぶまで5分

そのどれよりも早く、美術作品を知覚したときに感動を得ることができます。

感知は認識よりも早し!!

 

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もちろん作品や個人の趣味によっての感動ありなしなのは他のこたちと同条件。

 

ただ、びびびっと雷が落ちたとき、思わず目が離せなくなるときというのは

それこそ一目ぼれと同じ感覚。

 

そしてそこから、なぜ感動したのか、なんで心を奪われたのか

そういった感動の反芻時間を好きなだけとることができます。

 

その時間は大好きな芸能人やモデルとのデートを妄想するような濃密で幸せな時間。

画集などでは味わえない、本物の作品と対面したときにだけ共有できる大切な時間なんです。

 

 

 

 

まだまだか

 

それならば第三!!!

≪手っ取り早く趣味が得られる≫

 

身もふたもない!が、「アートに関するブログを書き始めました」と話すと最近返ってくるのが、この反応。

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「いつからそんな高尚な趣味を持ってたの?? (半笑)」

 

DNAに刻まれてきたんダヨ。

 

 

 

ってことでつづけて第四!!!!

≪どんなにお酒飲んでバカな話をしても実は知的な人なんですねって一目置かれるようになる≫

 

どんなにSNSで飲み会の写真をあげようと、寝ぼけて歯磨き粉で顔を洗おうと(顔がびっくりするくらいスースーする)、考え事しすぎてシャンプーとコンディショナーを2回ずつしてしまおうと

 

ひとたび頬杖つきながらワイングラス片手に「ルノアールがね・・・」とつぶやけば

まさか昼間の平日の喫茶店で見かけた中年不倫カップルについて語りだすなんて思いませんよね。

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続く言葉は「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」とかになってくるはずです。

ちなみに実際に口に出すと噛みます。

 

 

 

そして第五!!!!!最後!!

≪おひとり様で過ごす休日の場として最適な拠り所≫

 

週明け、カップルの方はドライブに、家族連れの方は公園でピクニック、みんなで週末の予定を話して盛り上がっている中

「漫喫にいました。6時間パックです」

なんて言えようか。いや、言いますがね。

うっかりはまって、延長で9時間くらいいたときは家に帰って正座して猛省します。

 

そんなとき

若冲と蕪村展にいってきたんですけど、すごくよかったですよ」

なんて一言出したら、芸術というインテリジェンスの塊のような適当な権威に後押しされ、一気にマウンティングの頂点へと駆け上れます。

 

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「若冲と蕪村」展 サントリー美術館にて開催中

 

 

ただ嫌味な奴というレッテルもオプションでついてきます。

ちっぽけなプライドのためにそんなものはいらないやい。

 

でも実際に、休日一人で出かけるとなるとかなりアウェイ感があります。

というのも、こちらはアイアン・ハートなので何処で何をしようと一切気にしないのですが、ごはん処(特に夜)にいくとサービスが2人のときより断然いい。

ドリンクもごはんもさっさと出てきて、店員さんに気遣われている感マックスな状態にこちらが居た堪れなくなってくるときもあります。

 

そういうときに自分と作家の2人の世界に閉じこもれるような美術館や展覧会がおすすめ。

思考を巡らせて作品と対話もでき、良い作品に恵まれれば気分も心地よくなり、充実した時間を過ごすことができます。

 学芸員さんも死んだ目でこちらを見守っていてくれるので、仏のような心で鑑賞することができます。

 

 

さていかがでしたでしょうか?

アートに興味をお持ち頂けたでしょうか?

こんなこと書いてるなんて、大学のゼミの先生に知られたら刺されるんじゃないかなとも思いますが。

 

あとちっぽけなところでは、英字の画集を集めると途端に家がシャレオツになるとか、一人の時間の妄想の内容が濃くなるとか、親父との会話が昔より弾むとかありますが

 

芸術は難しくなく鑑賞することは娯楽の一種です。

ただ単にはまってしまった私は、その作品や作者をもっともっと知りたいがために調べたり妄想したりしてアウトプットをしているだけなのです。

 

なのでお暇な時間とかに、こんなにまぁ色々考えちゃって笑 と笑いながら読んで頂ければ幸いです。

そして何より何よりこれをきっかけに芸術にちょこっとでも興味を持っていただけたら本望です。

 

ほなまた次の妄想を楽しんできます。

 

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